キャリア決済の現金化と利用の際に必ず確認すべき注意点を解説します。

 

キャリア決済の現金化とは、携帯電話を契約しているキャリアでの支払い枠を利用して現金を生み出す資金調達方法です。
簡単に言うとクレジットカードの現金化に近い行為で、携帯電話の料金と一緒に支払う“買い物代金”を現金に換える特殊な資金調達方法を指します。
具体的な“手順”や、“メリット・デメリット”などを確認することで理解を深めていきましょう。

 

キャリア決済とスマホ決済の違い

基本の考え方として、キャリア決済とスマホ決済は異なります。
スマホ決済はPayPayやLINE Payといったスマホアプリを利用して行うキャッシュレス決済手段です。
一方でキャリア決済は、“携帯電話の利用料金と共に行ったネットショッピング等の支払代金を後払いする”決済方法を指します。

 

現金化の方法

キャリア決済を現金化する方法は、クレジットカードのショッピング枠を現金化する方法に似ています。
つまり“キャリア決済で商品を購入した商品を売却して現金を得る”というのが基本原則です。

 

業者に依頼する方法も自分で行う方法も可能です。
自力で行う場合は売却益が大きくなる可能性があり、業者に依頼する場合は買い手が付きやすいという特徴があります。

 

メリット・デメリット

メリット

最大のメリットは「すぐに現金が手に入る」という点です。
キャリア決済の支払いは、翌月の携帯電話料金と一緒にまとめて行います。

 

購入した商品の満額が現金として得られるわけでないため、多少の損は否めません。
しかしどうしても現金が必要な場面で、かつクレジットカードのキャッシング枠も使い切っている状況では最終手段として検討の余地があります。

 

デメリット

デメリットとして挙げられるのは「悪質な業者が多い」という点です。

最悪の場合“闇金”に関わってしまう危険性があると理解しておきましょう。

 

危険性

 

 

現金化を行うことで悪質業者の被害者になる危険性が高まります。
しかし危険はそれだけに尽きず、自分が“加害者になる”恐れもあるのです。

 

なぜなら、携帯電話を契約する際の規約違反に該当する危険性があるからです。
携帯電話の利用停止や強制解約ならまだ可愛いものですが、最悪の場合“詐欺罪”として罪に問われる危険性があると覚えておきましょう。

 

最終手段という認識を高める

キャリア決済の枠を利用して現金化を行えます。
即時現金が手に入るメリットがありますが、デメリットの大きさを考えるとあまりオススメできません。
デメリット以上に悪いことが降りかかる場合の最終手段としての利用に留めると、気を引き締めておく必要があるのではないでしょうか。